SoftEther

用語の解説

SoftEtherとは

(SoftEther)

 登大遊氏が開発した、EthernetのLANカードとハブの機能をエミュレートするソフトウェア。

フリーソフトウェアとして公開されており、誰でも自由に利用できる。

 ソフトウェアとして実装された仮想的なスイッチングハブと仮想的なLANカードにより、TCP/IPネットワーク上に仮想的なEthernetネットワークを構築する。 物理的に離れたコンピュータ同士でEthernet LANを形成することができるため、いわゆるVPNを構築するためのソフトということもできる。 物理的なLANとブリッジを介して接続することもできる。

 仮想LANカードはデバイスドライバになっており、OSやアプリケーションからは通常のLANカードと同じように認識され、特別な対応は必要ない。 また、仮想ハブも同様に通常のハブと同じように認識され、利用できる。

 データリンク層のレベルでVPNを構築できるため、ファイアウォール等の設定に影響されることが無く、最も自由度が高いVPNシステムである。 これは、ファイアウォール等の設定を緩和するという危険を冒さなくても安全に自由度の高いVPNを構築することができるということでもある。

 SoftEther上のTCP/IP通信は、既存のTCP/IPネットワークの管理者が監視したり遮断したりすることができない。 このため、企業などで不用意に利用すると、管理者のセキュリティ対策が無効になり、重要な情報が流出したり、ウイルスが流入するといった危険に晒される可能性がある。 十分な知識と周到な計画に基づいて利用する必要がある。

 2003年12月に最初のバージョンが公開され、2004年8月には三菱マテリアルから法人向け商用版の「SoftEther CA」が発売された。

用語解説出典   powered by. IT用語辞典 e-Words

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