SpaceBrowser

用語の解説

SpaceBrowserとは

(スペースブラウザ)
SpaceBrowserとは、NTTソフトウェア社が現在開発している、3次元の空間内にWebページやイメージを表示することのできるブラウザのことである。
2005年10月から販売が開始される予定となっている。 SpaceBrowserは、JPEGやPNGといった一般的な形式の画像データや、HTMLなどで記述されたWebページを、3次元の空間内にサムネイルとして一覧配置することができる。 それによって、膨大な情報を視覚的・空間的に把握できる。 サムネイルをクリックすれば拡大表示され、WebページなどならInternet Explorerで表示させることも可能である。 3次元グラフィックスの表示には3Dアクセラレーション機能を備えるグラフィックスチップが必要となるが、Intel社の855チップセットを内蔵した程度のグラフィックス機能でも十分に動作するなど、ハードルはそれほど高くない。 3次元の空間に、どのようなデータをどこに配置するか、あるいはユーザーインターフェースはどう設計するか、といったオーサリング作業は、Excel上でワークシートにデータを入力する形式で行われる。 それがExcelに備わるマクロ機能によってXMLのデータに変換され、表示されることとなる。 なお、SpaceBrowserに対応するOSはWindows XP/Windows 2000となっている。 SpaceBrowserは企業を対象に販売されるので、差し当たり、一般ユーザーがパソコン上でWebブラウザとしてSpaceBrowserを利用することはできない。 想定される用途などから3種類の製品が用意され、価格も300万円から1000万円までと異なっている。

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