SuperFetch

用語の解説

SuperFetchとは

(スーパーフェッチ,Windows SuperFetch,)
SuperFetchとは、Microsoftが開発したキャッシュメモリ管理技術のことである。
Windows Vista(開発コード名「Longhorn」)で初めて搭載された。 SuperFetchは、ユーザーの今までのパソコンの使用パターンに基づき、頻繁に使用するファイルやアプリケーションをあらかじめメモリに読み込んでおくようにするものである。 具体的には、ユーザーのアプリケーション利用頻度を常に監視することで、RAMに収録された特定のアプリケーションプログラムの頻度を測定し、頻度の高いプログラムを常にメモリに呼び出すようにしている。 従来は、読み込まれたデータはキャッシュメモリに一時保存されるが、読み込まれた時間がいちばん古いデータをメモリから外す仕組みとなっていた。 SuperFetchでは、そのときの使用状態だけでなく使用履歴全体から、自分のアプリケーションの移動や切り替えをより高速化させることが可能になる。 SuperFetchと並ぶWindows Vistaの高速化技術としてはReadyBoostがある。 ReadyBoostは外部記憶装置としてのフラッシュメモリなどをキャッシュメモリとして使用することによって読み込みを高速化することができる。

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