TrueTypeフォント

用語の解説

TrueTypeフォントとは

(トゥルータイプフォント,TrueType,トゥルータイプ,)
TrueTypeフォントとは、フォントの規格のひとつで、輪郭線の境界を曖昧にすることで滑らかな輪郭線を表示する表示形式のことである。
Mac OSやWindowsなどで標準的に使用されている。 TrueTypeフォントは、単色ドットで表現する従来の方式とは異なり、輪郭周辺に微妙なグラデーションがかかっている。 そのため、メリハリを抑えた滑らかな表示が可能となっている。 TrueTypeフォントは輪郭線を演算で算出しているアウトラインフォントであるので、文字を拡大しても印刷しても美しい印字を得ることが可能である。 また、TrueTypeフォントのシステムはOSの機能として備わっているため、アプリケーションソフトやプリンタの種類にかかわらず利用することができる。 表現方式にはBスプライン曲線が採用されている。 TrueTypeフォントは、Appleによって1989年に開発された。 Adobe Systemsのアウトラインフォント「PostScript」に対抗するものとして開発されたもので、Mac OSに採用された。 MicrosoftもTrueTypeフォントの技術供与を受けてWindowsに標準搭載するようになった。 ちなみに、そのPostScriptが備えるアウトラインフォントはType1フォントと呼ばれる。

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