URN

用語の解説

URNとは

(ユーアールエヌ,)
URNとは、ネットワーク上の存在する文書などのリソースを一意に識別するための識別子のことである。
URI(Uniform Resource Identifier)のサブセットとして、IETFによってRFC 2141で定義されている。 URNは、Webページの場所を示す識別子であるURL(URI)と同様の役割を持つ。 ただし、URIは場所としてのWebページを特定するのに対して、URNは対象となるのリソースそのものを直接に特定するものである。 URNの指定に用いる構文は「urn」で始められ、コロン(:)で区切られる。 例えばIETFのRFC 2141文書は、「urn:ietf:rfc:2141」という構文で指定される。 なお、図書一般に割り当てられているISBN(International Standard Book Number)コードも一種のURNであるといえる。 ISBNを指定する際には、例えば「urn:isbn:0451450523」などと指定する。

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