USB 2.0
その他の語句
用語の解説
USB 2.0とは
(USB2.0)2000年4月に仕様が確定した、USB 1.1のバージョンアップ版となるUSB規格。
規格としては、USB 2.0は従来のUSB 1.1にHSモードを追加しただけのものとなっている。 従って、USB 2.0での転送モードはLS(Low Speed)モード(1.5Mbps)、FS(Full Speed)モード(12Mbps)、HS(High Speed)モード(480Mbps)の3種類となる。
USB 2.0はUSB 1.1との上位互換性が確保されており、今までのUSB 1.1準拠の周辺機器もUSB 2.0環境でそのまま使用できる。 しかし、USB 1.1の機器とUSB 2.0の機器が混在した環境では、OSやUSBコントローラ(パソコン側のUSBインターフェース)、USBハブがUSB 2.0に対応していなければ、480Mbpsでのデータ転送は行えない。 コントローラと周辺機器の間にUSB 2.0非対応機器があった場合は、USB 1.1として動作するため、転送速度は最高12Mbpsに限定される。 ちなみに、ケーブルはUSB 1.1と完全互換のためそのまま使える。
OS側のサポートとしては、Windows XPがUSB 2.0に標準対応するとしていたものの、実際には出荷時点での対応とはならず、Windows Updateを用いてドライバを組み込む形を取ることになった(ドライバは既にリリースされている)。
このほか、Windows 2000向けにもWindows標準のUSB 2.0ドライバが提供されるほか、USB 2.0コントローラカードのメーカーから個別にドライバが提供されている。 2002年5月には、USB 2.0を標準でサポートするチップセットが登場し、今後爆発的に普及が進むとみられている。
用語解説出典 powered by. IT用語辞典 e-Words
Special PR
CNET Japan
-
あなたは信頼されていますか--上司に不信感を抱く部下が示す6つのサイン
成功を収めるチームには、1つの共通点がある。それは、チームメンバーがリーダーを概ね信頼しているということだ。不信感が存在する場合、それは6つの兆候として現れる可能性がある。