WMA

用語の解説

WMAとは

(ダブリューエムエー,MS Audio,ウィンドウズメディアオーディオ,)
WMAとは、Microsoftが開発した音声圧縮符号化方式(コーデック)の名称である。
WMAによって圧縮変換された音楽ファイルには「.wma」の拡張子が付く。 WMAはWindowsをプラットフォームとするマルチメディア関連技術であるWMT(Windows Media Technologies)を構成する技術の一つとして、1999年に発表された。 Windows Media Playerでは標準の音声ファイル形式となっている。 WMAでは、ファイルの圧縮率の高さを特徴の一つとしており、非可逆圧縮形式の標準的なビットレートでも元のデータの約1/22まで容量を圧縮することが可能であるとされている。 ビットレートは設定によって変更が可能である。 Microsoft Windows Media 9シリーズでは、可逆圧縮や可変ビットレートにも対応している。 また、Microsoft Windows Media 9シリーズからは、Windows Media Rights Managerと呼ばれるデジタル著作権管理(DRM)技術が採用されてことにより、圧縮データに暗号化を施すことが可能となっている。 このため、データのストリーミング再生や音楽配信システムの形式としても多く利用されるようになっている。 WMAは、RealAudioやAACなどと並び、音声ファイル形式として最も多く利用されている形式の一つとなっている。 ちなみにWMTにおける映像ファイルの圧縮符号化形式は、WMV(Windows Media Video)である。

用語解説出典   powered by. Weblio

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]