WPF

用語の解説

WPFとは

(ダブリューピーエフ,)
WPFとは、Microsoftが開発した、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を開発するためのグラフィックスサブシステムの名称である。
開発コード名は「Avalon」だった。 WPFでは、「XAML」(Extensible Application Markup Language)と呼ばれるXMLベースの描画用マークアップ言語に対応している。 従来のビットマップグラフィックスの他にベクタグラフィックスを扱うことが可能であり、3次元グラフィックスや動画なども容易に扱えるようになった。 これらのユーザーインターフェースは、テキストやドキュメントも含めて、統一的なAPIを用いて開発することができる。 また、WPFはパソコンに搭載されたGPU(Graphics Processing Unit)を最大限に活用する機能をもっている。 これによりCPUの処理を他の作業に割り当てることができ、グラフィックの品質を向上させながら全体的なパフォーマンスを保つことができるとされる。 WPFはMicrosoft Silverlight(開発コード名「WPF/E」)と呼ばれるサブセットを持っている。 Microsoft SilverlightはXAMLやJavaScriptによって様々なプラットフォームでアプリケーション描画を再現することができる。 WPFは.NET Framework 3.0(WinFX)の根幹となる技術のひとつで、.NET Framework 3.0とともにWindows Vistaにおいて初めて採用された。 ただし.NET Framework 2.0をサポートしているWindows XPやWindows Server 2003上でもWPFを動作させることができる。

用語解説出典   powered by. Weblio

CNET Japan

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]