Weblog

用語の解説

Weblogとは

(ウェブログ,ブログ,Blog,)
Weblogとは、特定の話題について書き綴った文章や感想、画像などを時系列順に配置した日記的なWebサイトのことである。
略して「ブログ」と呼ばれることが多い。 「Web」と「Log」(日誌)という二つの言葉をつなげて「weblog」と呼ばれるようになった。 Weblogには、日々の動向や雑感を掲載したオンライン日記・画像日記のようなものであることもあれば、インターネット上で見つけた面白いニュース記事やWebサイトへのリンクを張り、そこに自分の評論や感想を書き加えた時系列の記事スクラップブックのように用いられている場合もある。 また、単に個人で運営されている場合だけでなく、複数の人が同じウェブページの中でブログの運営に参加している場合もある。 Weblogは1999年にPitas、Blogger、GrokSoupなどといったブログを作成するためのアプリケーションが米国で公開されたあとから普及し始めた。 こうしたアプリケーションを利用すればHTML言語に関する知識がなくても文章を書くだけで手軽にWeblogを立ち上げることができる。 また、これらのアプリケーションやWeblog制のための一連のシステムなどを提供する仲介業者(ブログホスティングサービス)が登場したことによって、Weblogは一層普及するようになった。 インターネットの普及につれて、多くの人が個人のWebサイトで自分の日記などを公開し始めた。 これらのサイトではその内容が広く一般に公開されているため、ほかのサイトからリンクされたり論評されたりする。 また、電子メールなどを通じて著者と読者がコミュニケーションをはかったり、特定のトピックスについて電子掲示板で多人数で論議することも容易である。 こうした環境の中、個人が作るWebサイトは独自の進化を遂げ、それまでの個人サイトでもない、紙の日記でもない新しいメディアとして台頭した。 Weblogでは個人の行動の記録や日々の雑感などが書き綴られることもあるが、それとは対照的にインターネット上で見つけた面白いもの、変なもの、スクープなどを紹介し、そこにリンクを張って意見や感想を掲載する場合もある。 また、この時取り上げられるのはWeb上の情報に限らず、世相や時事問題についての独自の情報や見解、街で見つけた話題を紹介するという記事も多い。 特に米国では911テロ事件がニューヨークで発生した後には、事件に関する情報や意見などがブログ上を盛んに飛び交い、既存のメディアとは種類の異なる新しいメディアとして社会的に認知されるきっかけとなった。 Weblogには読者からのフィードバックを容易に受けることができるようにトラックバックやコメントなどの機能が付いている他、RSSの機能やユーザーが制作した文章の中の特定の語句に対して自動的にリンクを貼る機能などが付いていることが多い。 なお、日本では2003年の終わり頃から次第にブログが普及し始め、現在ではポータルサイトやISPなどが自社のサービスの一環として無料のレンタルブログサービスを提供している。

用語解説出典   powered by. Weblio

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