Webアクセラレータ

用語の解説

Webアクセラレータとは

(ウェブアクセラレータ,web accelerator,)
Webアクセラレータとは、Webページへのアクセスを高速化するツールのことである。
Internet Accelerator、インターネットアクセラレータ、などと呼ばれることもある。 一般にアクセス数が多いWebサイトの場合、アクセスをするとページが重くて表示されるまでに時間がかかる。 これは特定のWebサイトへのトラフィック量がとても多いと、サーバへの負荷が増大し、そのためにユーザがブラウザを通じてそのWebサイトにアクセスした場合にデータを受信するまでに時間が掛かるためで、Webアクセラレータはこうした時間の短縮を図ることによって、素早くページが表示されるようにすることを目的としている。 Webアクセラレータを利用すると、Webサーバの処理能力や帯域幅によってかけられている制限を緩和することができるため、応答時間が短くてすむ。 具体的な仕組みとしては、一旦アクセスしたページのデータをWebアクセラレータがキャッシュとして保存しておき、二度目以降にユーザがアクセスをした場合には、クライアントPCからの要求がWebアクセラレータに保存されたキャッシュとWebサーバからのデータに振り分けられるようになっている。 また、Webアクセラレータの中には、単にデータをキャッシュしておくだけではなく、画像やテキストデータそのものを変換したり圧縮したりすることによって、応答時間の短縮を図るものものある。 Webアクセラレータとしては、Propel Softwareの「Propel Internet Accelerator」、フリーソフトの「Download Accelerator Plus」、などの他、Googleが出している「Google Web Accelerator」などがある。

用語解説出典   powered by. Weblio

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