Windowsとは
(ウィンドウズ,Microsoft Windows,Microsoft Windows Operating System,)
Windowsとは、Microsoftが主にパソコン向けに開発しているオペレーティングシステム(OS)のシリーズ名である。
Windowsは、MicrosoftのMS-DOSに代わるOSとして登場した。
主にアイコンとマウスによって直感的に操作できるグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)や、複数のアプリケーションを同時に実行できるマルチタスク機能や、実行中のアプリケーションをウィンドウ単位で表示し、いつでも自由に作業を切り替えることができるウィンドウシステムなどを特徴としている。
Windows XP のユーザーインターフェース
Windows系OSは、1990年に発売されたWindows 3.0と、1992年に発売されたWindows 3.1によって普及し、PC/AT互換機用の標準OSとして定着した。
Windows 3.1の後継として1995年に登場した、Windows 95、1998年のWindows 98では、店頭販売される一般向けPCへのプリインストール販売などによって市場シェアを拡大し、PC向け標準OSとしての地位を不動のものとした。
2007年現在、OSの市場全体に対するWindows系OSのシェアは、90%以上になるといわれている。
パソコン向けのOS以外にも、情報家電や組み込み機器に利用されるWindows CEやWindows XP Embedded、サーバー用のOSであるWindows Server 2003、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)向けのWindows CCSなどが提供されている。
インターネットを通じて利用できるWebアプリケーション群は、OSとは異なるが「Windows Live」の名称で提供されている。
2008年5月現在の最新バージョンは、クライアント向けOSとしては2007年初頭に一般発売されたWindows Vista、サーバー向けOSとしては2008年に発売されたWindows Server 2008である。
Windows参考年表(年は製品の発売年)
年日本のWindows米国のWindows
1986 Windows 1.0
1990Windows/386Windows 3.0
1991Windows 3.0
1992 Windows 3.1
1993Windows 3.1Windows NT 3.1
1994Windows NT 3.1Windows NT 3.5Windows NT 3.5Windows NT 3.51
1995Windows 95Windows NT 3.51Windows 95
1996Windows NT 4.0Windows NT 4.0
1997
1998Windows 98Windows 98
1999Windows 98SEWindows 98SE
2000Windows 2000Windows MeWindows 2000Windows Me
2001Windows XPWindows XP
2002
2003Windows Server 2003Windows Server 2003
2004
2005Windows LiveWindows Live
2006Windows CCSWindows CCS
2007Windows VistaWindows Vista
2008Windows Server 2008Windows Server 2008
2009Windows 7Windows 7
※Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。
用語解説出典
powered by. Weblio