Wnn

用語の解説

Wnnとは

(ウンヌ,)
Wnnとは、アステック、オムロン、京都大学によって共同開発された、UNIXのかな漢字変換システムの名称である。
辞書をサーバーで一元的に管理するクライアントサーバー方式が採用されたことで、メモリー領域の節約と、サーバーを共有する他ユーザーのユーザー辞書や学習結果などを反映させることが可能となる。 C言語で記述されたソースコードがフリーウェアとして無料で配布されたことから、多くのワークステーション上で使用されるようになった。 Wnn4.2まではフリーウェアとして配布されているが、Wnn6はオムロン社により商用ソフトウェアとして販売されている。 文章の連文節変換が可能であることは、初代Wnnの完成した1987年当初には画期的なことだった。 「Watashino Namaeha Nakanodesu」を「私の名前は中野です」と一括変換できる、という意味でローマ字表記の各文節の頭文字をとってWnnと命名されたという。

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