Xeon 5600とは
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Xeon 5600とは、Intelが2010年3月に発表したサーバー向けのマイクロプロセッサである。
開発コード名は「Westmere-EP」だった。
Xeon 5600は32nm(ナノメートル)の製造プロセスが採用された、Nehalemアーキテクチャのマイクロプロセッサである。
最大で6コアを搭載する。
45nmプロセスで製造された同じNehalemアーキテクチャの「Xeon 5500」と比較すると、最大で60%程度のパフォーマンス向上が見込めるという。
Xeon 5500とはピン互換であるためサーバーの構成を大きく変更せずに対応可能であるというメリットがある。
Xeon 5600では、ファイルの暗号化パフォーマンスを向上させるための命令セット「AES-NI」(Advanced Encryption Standard New Instructions)、および、仮想化環境のセキュリティを強化するための命令セット「Intel TXT」(Intel Trusted Execution Technology)を新たに搭載している。
なお、Xeon 5600の発表と同時に、ワークステーション向けの「Xeon 3600」シリーズも発表されている。
用語解説出典
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