ZiLOG
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用語の解説
ZiLOGとは
(ザイログ)
ZiLOGとは、マイクロプロセッサ「Z」シリーズで市場開拓したアメリカの大手半導体企業である。
フェデリコ・ファジン(Federico Faggin)を中心として、1974年に設立された。
Intelの8ビットCPU「8080」に対抗する機種として、機能そのものの向上と命令体系の強化をねらったZiLOGの8ビットCPU「Z80」はデータのブロック転送や16ビットの加減算を可能にし、日本国内で大きなシェアを誇ったNECの8ビットパソコンPC-8001へ搭載されたことで注目を集めた。
Z80の後継機種として16ビットCPU「Z8000」シリーズも開発され、一時期、Intelの8086やMotorolaのMC68000と激しい市場競合をくりひろげたが、現在では8ビット、16ビット、32ビットの各種マイクロコントローラを軸に製品開発が進められている。
ちなみに、社名「ZiLOG」は究極を意味する「Z」に「Integrated Logic」を組み合わせたもので、究極の集積回路を開発する企業としての理念を表したものとされる。
CNET Japan
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山口県でワーケーションに取り組んだ体験者の声を紹介する。