xD-Picture Card

用語の解説

xD-Picture Cardとは

(エックスディーピクチャーカード,xDピクチャーカード,)
xD-Picture Cardとは、フラッシュメモリーカードの規格のひとつで、オリンパス光学工業と富士写真フイルムが共同で開発・発売したデジタルカメラ用の小型メモリーカードのことである。
xD-Picture Cardのサイズは縦20.0×横25.0×厚さ1.7mm(重量は2g)で世界最小水準を実現し、従来デジタルカメラの記憶媒体として主流であったスマートメディアに比べても、表面積が三分の一にまで小型化されている。 ただし厚みが少し増しているが、そのことによって、かえってxD-Picture Cardの書き込み・読み出しの速度が向上している。 また、記憶容量にも増加の余地が生じている。 2002年にxD-Picture Cardが発表された当初は、容量別に16MB、32MB、64MB、128MBの4パターンが発売された。 ロードマップによれば、将来的には8GBの容量を備えたものを製品化することが可能であるとされる。 また、xD-Picture CardをUSBポートやPCカードスロットに接続してパソコンで読み書きできるようにする周辺機器も販売されている。 xD-Picture Card規格の開発元である(同時にデジタルカメラ業界のトップシェアを占める)オリンパス光学工業と富士写真フイルムの両社が、率先してxD-Picture Card対応のデジタルカメラを販売している、両社はすでにスマートメディアからxD-Picture Cardへと完全に移行している。 その他の企業からも、対応機種が登場しつつある。

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