アップストリーム

用語の解説

アップストリームとは

(upstream)
アップストリームとは、ネットワークを流れるデータ(stream)の中でも、クライアント側からサーバー側へ向かうデータの流れのことである。
「上り」とも表現される。 例えば、WebブラウザからWebサーバーにリクエストを出す際のデータの流れはアップストリームに該当する。 逆にWebサーバーからWebブラウザへのデータ転送はダウンストリームと呼ばれる。 ダウンストリームやアップストリームは、サーバーのようなネットワークの中央に位置する機器を上流になぞらえた表現である。 サーバーとクライアントの関係では、クライアントからサーバへのデータ転送よりも、サーバからクライアントへのデータ転送の方が多い場合が一般的である。 このため、インターネットではプロバイダからパソコンへの方向へデータが流れるダウンストリームのほうがアップストリームよりも高速であるように設計されていることが多い。 例えばADSLでダウンストリームが最大47Mbpsであった場合には、アップストリームが最大5Mbpsであったり、またダウンストリームが12Mbpsであればアップストリームが1Mbpsであったりする。 このようなネットワーク設計は非対称型と呼ばれる。 最近では、ビデオチャットのように双方向でリッチデータを発信する機会が増えているため、インターネットのアップストリームにもある程度の速度が要求されつつある。

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