アベイラビリティ

用語の解説

アベイラビリティとは

(アベイラビリティ)

 “Available”+“ability”という構造の語で、すでに“able”がダブっている感じだ。

一般に「可用性」と訳される。 この語は日本語として馴染みにくいが、意訳してみると「利用可能な状態を保ち続ける能力」というニュアンスになるだろうか。

 ユーザーなら誰しも実感できると思うが、コンピュータシステムが利用不能になることはそう珍しいことではない。 システムがAvailableである、というのは、システムが利用可能である、と言うのとほぼ同義だ。 そして、この“Available”にさらに“ability”を追加した“Availability”は、利用可能であることを可能にする力、くらいの意味である。

 ある意味では、システムの耐久性と言えないこともない。 システムを利用不能とするさまざまな要素、ハードウェア故障の可能性やソフトウェアのバグ、それらを総合した概念としての「信頼性」の高さを表現するのに使われる言葉である。 「可用性が高い」という場合には、「滅多にダウンしない」と読み替えると少しは理解しやすくなるかもしれない。 逆に、「可用性が低い」と言えば、しょっちゅう落ちていて使い物にならないシステム、ということを意味すると考えてよいだろう。

用語解説出典   powered by. アスキーデジタル用語辞典

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