エイリアシングノイズ

用語の解説

エイリアシングノイズとは

(aliasing noise)
エイリアシングノイズとは、信号のサンプリングを行う際、入力信号に含まれる周波数成分がサンプリング周波数の2分の1の値(ナイキスト周波数)よりも高い場合に発生する雑音(ノイズ)のことである。
入力信号の周波数成分がナイキスト周波数よりも高いと、折り返し現象と呼ばれる現象が発生し、サンプリング後の信号の周波数成分に、入力信号の周波数成分のナイキスト周波数以上の信号に由来する信号が、異なる周波数に変換されて入り込み、ノイズとして残る。 例えば、48kHzのサンプリング周波数で45kHzの信号をサンプリングすると、3kHzの信号へと変換され、ノイズとなる。 エイリアシングノイズは、音声データなどの再生レートを変換する際などに発生する場合が多い。 エイリアシングノイズを抑えるためには、入力信号にナイキスト周波数以上の周波数成分が含まれないように、サンプリングする前にあらかじめナイキスト周波数以上の周波数成分をカットしておく必要がある。

用語解説出典   powered by. Weblio

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