オープンソース

用語の解説

オープンソースとは

(オープンソース)
Open Source。
ソース・コードを公開しているという意味。 オープンソースという言葉を最初に使い始めたのは米Netscape Communicationsである。 ソースを公開するオープンソースの語源には、ソースを自由に改変することを保証するという意味が含まれており、前段階としてソースを無償で利用できるという大前提がある。 元々は同じ狙いを持っていたソフトウェアのライセンスにGNUが提唱した「Free Software」(フリー・ソフトウェア)という言葉がある。 フリー・ソフトウェアは、ソフトウェア開発者の著作権をGPL(GNU General Pablic License)によって保護しており、ソフトウェアの頒布と改変の自由を保障している。 マーケティング用語としてのオープンソースはフリー・ソフトウェアを置き換える言葉として急速に広まった。 背景には、フリー・ソフトウェアという言葉は、ビジネスとの相性が思わしくないという状況があった。 具体的には、フリーという言葉が無償(無料)を意味する言葉であると誤解されるケースがあったほか、フリー・ソフトウェアの思想にビジネスと相反する概念を読み取るケースがあった。 オープンソースの実体はフリー・ソフトウェアと何一つ変わるものではない。 事実、現在ではオープンソースの代表格とも言える「Linux」の著作権はGPLによって保護されている。

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