カットオフ周波数

用語の解説

カットオフ周波数とは

(カットオフシュウハスウ,遮断周波数,cutoff frequency,)
カットオフ周波数とは、システムにおいて、入力信号の限界となる周波数のことである。
カットオフ周波数は、電気工学においては、信号の周波数を変化させたとき、入力と出力の比であるゲイン(回路の利得)が低くなり、通常値よりも3dB低下した点の周波数のことである。 半導体素子においては、増幅素子は高周波で動作させると、電流を増幅する「増幅率」が低下して、ついには増幅率が1になる。 このように、増幅率が1になる周波数(つまり、これ以上周波数を上げても電流が増幅しない周波数)を、電流の遮断周波数と定義する。 この電流の遮断周波数が高いと、性能が良い半導体とされる。 カットオフ周波数は、音楽演奏に使用されるエフェクタやオーディオ機器でも用いられる。 この場合は、高音の周波数または低音の周波数をどの部分からカットするかを操作することにより、音質の変化が得られる。

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