カメラ付き携帯電話

用語の解説

カメラ付き携帯電話とは

(カメラツキケイタイデンワ,カメラ付キケータイ,デジカメ付キ携帯電話,)
カメラ付き携帯電話とは、デジタルカメラ機能を搭載した携帯電話やPHSなどのことである。
通常のデジタルカメラと同じ使い方の他、撮影した画像をディスプレイの壁紙に設定したり、Eメールや赤外線を使って他の人に送ることができる。 ルーツは1999年7月にDDIポケット(現ウィルコム)から発売されたVP-210(京セラ製)PHSである。 携帯電話としての最初の端末は、2000年11月にJ-PHONE(現ソフトバンクモバイル)から発売されたJ-SH04(シャープ製)である。 その後、撮影した画像をEメールに添付して送信するサービスであるJ-PHONEの「写メール」が大ヒットしたことで、他キャリアもこぞってデジカメ付携帯電話を発売した。 2007年12現在、ほとんどの携帯電話やPHSなどに搭載されている。 一方で、カメラ付き携帯電話を用いた盗撮や情報漏えい、デジタル万引きなどの問題が頻発するなど、多くの社会問題を生んでいる。 そのため、ほとんどの機種はシャッター音を消すことができない仕様になっている。 また、情報管理に厳しくカメラの持込が制限されているメーカーに勤務する人のために、カメラの付いていない携帯電話の法人需要もあり、カメラなし携帯電話もラインナップとして存在する。 端末の高性能化に伴い、搭載しているデジタルカメラの画総数やレンズの性能も大きく向上している。 画素数では、デジタルカメラ専用機に匹敵するスペックではあるが、小さくて狭いという機器の制約もあり、同画素数のデジタルカメラ専用機と比較して画質は高くないため、デジタルカメラに置き換わるまでには至っていない。 また、現在では静止画だけでなく動画を撮ることができる機種も発売されている。

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