カード型データベース

用語の解説

カード型データベースとは

(カードガタデータベース)

 DBMS(DataBase Management System)ソフトウェアの便宜的な分類。

データベースのデータモデルとして「カード型」というものがあるわけではなく(少なくとも一般には認知されていない)、これに関する明確な定義は存在しないが、ある時期、特にパーソナルコンピュータ向けの、比較的安価な製品レンジにおいて、この名称を謳った製品が発売された。 それらの具体的製品から帰納するならば、(京大カードなどのような)紙のカードを使うようなユーザーインターフェイスを備えた(多くの場合、「だけを備えた」)データ管理ソフトウェア、ということができるかもしれない。 一部には、リレーショナルデータベースのサブセットのような機能を持つ製品もあったが、完全ではなかった。 また最近では、Windowsに対応したGUIを装備するようになったことをきっかけとして、データの見せかたを「フォーム」として自由に設定できる(もちろんカード風に見せることも可能な)製品が主流となっているためか、「カード型データベース」を謳った製品は見かけなくなってしまった。

用語解説出典   powered by. アスキーデジタル用語辞典

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