クロスメディア

用語の解説

クロスメディアとは

(Crossmedia)
クロスメディアとは、ある情報について、文字や音、あるいは手紙や電子文書などの、様々な表現媒体(メディア)を用いて表現することである。
多様なメディアを用いて表現することは一般にマルチメディアと呼ばれる。 クロスメディアは、多様な表現媒体を駆使して一層効果的な伝達を行うという積極的な意味が含まれているという点において、マルチメディアとは区別される。 そのためしばしば「マルチメディアが加算的なら、クロスメディアは乗算的である」と言われる。 ある単一の情報であっても、複数のメディアによって伝達することで、それぞれのメディアが持つ長所と短所が相互に補い合って相乗的な効果を期待することが可能である。 例えば広告を配信する場合、街頭で手に取りやすい紙媒体で用意しておき、その紙広告にWebサイトへのアドレスやQRコードを記載しておけば、興味を持った人がインターネットから簡単にアクセスできる。 紙媒体からインターネットへ繋がるクロスメディア構造を用意しておくことで、紙媒体だけでは表現しきれない即時性や情報の広がりをもった情報が伝達可能となる。 クロスメディアは、情報の表現形式、とりわけマーケティング戦略上有効な表現形式として評価され始めている。

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