コジェネレーション

用語の解説

コジェネレーションとは

(熱電併給システム,Cogeneration,)
コジェネレーションとは、エネルギー供給システムの方式のひとつで、熱と電力とを同時に供給するシステムのことである。
「Cogeneration」は「同時に2つの生成(generation)を行う」もの、というような意味である。 欧米では一般にCHP(Combined Heat Power)と呼ばれるが、Cogenerationと呼ばれる場合も珍しくなくなっている。 コジェネレーションは、石油や天然ガスを燃焼させることによって発電を行う際、同時に(従来は大気中に放出していた)排熱を回収して冷暖房や給湯に利用することができる。 そのエネルギー利用効率の高さ(省エネルギー性)は、現在でも全体の75%程度のエネルギー効率を実現している。 日本には、2001年末に初めてコージェネレーションが導入された。 コージェネレーションの設置に必要となるコストは、一般的にシステム全体で15万円~35万円/kW程度といわれている。

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