コンパチビリティ

用語の解説

コンパチビリティとは

(互換性,compatibility,)
コンパチビリティとは、ハードウェアやソフトウェアが、仕様の異なるものに置き換えられた上でも、元通りの動作をするという状態のことである。
そのような動作ができるものは「コンパチビリティをもつ」などと形容される。 例えば、ディスプレイを他社製品に買い替えてパソコンに接続した場合、ディスプレイを使用することができれば、そのディスプレイは以前使用していたディスプレイとコンパチビリティがあるという。 また、あるデータファイルを、作成したソフトとは別のソフトでも読めるときには、それらはデータ互換性があるという。 表計算ソフトであるExcelは、Windows でもMacintoshでもほぼ同様に操作が可能であるので、コンパチビリティを持っているといえる。 従来製品の環境で蓄積されたものを新しい環境でも利用できるのであれば、ユーザーの乗り換えは促進されうるので、パソコンに関連する製品はあらゆる分野において新製品が従来製品とのコンパチビリティを保っている場合が多い。 なお、特定のアプリケーションソフトの新旧型に関わらず同じファイルが扱えるということを、上位互換や下位互換などと呼ぶ。 アプリケーションソフトはバージョンアップの度合いが激しいので、新旧の差があるだけの同じ製品とは言え、必ずしも優れたコンパチビリティがあるとは限らない。

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