シャッタースピード

用語の解説

シャッタースピードとは

(シャッター速度,shutter speed,)
シャッタースピードとは、カメラにおいてシャッターが開閉する速度のことである。
銀塩カメラやデジタルカメラにおいて、露出の時間を調整する役割を持っている。 シャッタースピードは「秒」を単位とし、20分の1秒、160分の1秒、といったように速度調節を行うことができる。 撮影現場の明るさ(光の量)によって、同じシャッタースピードでも写り方に違いが現われる。 適切にシャッタースピードを調整することで、より美しい写真が撮影できる。 一般的には、明るい場合にはシャッタースピードを速めて光を制限し、暗い場合にはシャッタースピードを遅くして、より多くの光を取り込むことで、より適切な撮影ができるとされる。 シャッタースピードを活かした撮影技術としてはスローシンクロなどがある。 なお、シャッタースピードが遅くなればなるほど、手ぶれが起こりやすくなる。 カメラの露出を適正に調整する機能として、シャッタースピードの他に、レンズの絞り値がある。 シャッタースピードは光の通る時間を調整するのに対して、レンズの絞り値は光の通り道の幅を調整する。 なお、撮影時の露出を自動設定する自動露出(AE)機能のうち、シャッタースピードを任意に決定し、それに合わせて絞り値を自動調整する機能が、シャッター速度優先AEなどと呼ばれる。 フィルム式の銀塩カメラでは、シャッターは物理的な幕か扉のような機構であるが、デジタルカメラにおいては、電気的に採光している時間を設定することによって、シャッタースピード調整と同等の機能を実現している。 この機能はデジタルシャッターと呼ばれている。

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