シリアルATA

用語の解説

シリアルATAとは

(シリアルエーティーエー,Serial Advanced Technology Attachment,Serial ATA,SATA,)
シリアルATAとは、パソコンと記憶装置を接続するためのインターフェース規格であるATA(Advanced Technology Attachment)の拡張仕様で、シリアル転送方式を採用した規格のことである。
従来より単にATA(IDE)と呼ばれていた規格は、パラレル転送方式が採用されている。 シリアルATAとの対比でパラレルATAと呼ばれることも多い。 シリアルATAでは7芯のケーブルが採用され、ケーブル長もパラレルATAの最大457mmから最大1000mmへと延長されている。 パラレルATAでは転送速度が100MB/s程度を上限としているのに対し、シリアルATAでは150MB/sの速度で転送可能であり、300MB/sの速度も実現可能とされている。 シリアルATAとパラレルATAはプロトコルレベルで互換性を持っており、ソフトウェアレベルでは従来のパラレルATAと同様に扱うことができる。 また、1本のケーブルにマスターとスレーブの2台を接続する方式から、1本のケーブルに1台のHDDを接続する方式に変更された。 その他、シリアルATAではホットプラグが可能となっており、システムを停止させることなくHDDを取り外したり交換したりすることができるようになっている。 シリアルATAは、シリアルATAワーキンググループ(Serial ATA Working Group)という名称の業界団体によって仕様の策定や管理運用が行われている。

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