ジョン・アタナソフ

用語の解説

ジョン・アタナソフとは

(John Louis Vincent Atanasoff)
ジョン・アタナソフとは、米国の物理学者である。
1903年、ブルガリア移民の子として米国ニューヨーク州で生まれた。 助手ベリーと共に、世界初の電子計算機である「ABCマシン」(Atanasoff Berry Computer machine)を開発した人物として知られている。 2進数の採用と電子的処理、論理演算回路の使用と電荷の保持による一時的記憶など、現在のコンピューターに通じる構造を形成した。 ※画像提供 / M3 Communications Group, Inc. 【略歴】 1921年、フロリダ大学に入学。 専攻は電気工学。 1925年、アイオワ州立大学大学院に進学、数学を修める。 1926年、アイオワ州立大学大学院で数学の修士号を取得、同時にウイスコンシン大学の博士課程へと進み、今度は物理学を修めた。 1930年、ウイスコンシン大学大学院で理論物理学の博士号を取得した。 数学、物理学、電気工学という、3分野にまたがる知識を修めたアタナソフは、正にコンピュータを創造するための土台を持った人物だったといえる。

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