ソフトウェアシンセサイザー

用語の解説

ソフトウェアシンセサイザーとは

(ヴァーチャルシンセ,ソフトシンセ,ソフトウエアMIDI,software synthesizer,software MIDI,)
ソフトウェアシンセサイザーとは、楽器のシンセサイザーの機能をソフトウェア上でエミュレートするものである。
ソフトウェアシンセサイザーは、実際のシンセサイザーが行っている電子回路で音を合成する処理をソフトウェア上でエミュレートすることでシンセサイザーの機能を実現している。 シンセサイザーなど外部の楽器が不要であり、コンピュータ上での音楽製作が可能である。 コンピュータの性能の向上や、ストレージの大容量化に伴って、プロの現場ではコンピュータ上ですべての音楽製作を行うケースも増えている。 ソフトウェアシンセサイザーは、シーケンサーと共にこのような制作スタイルでは欠かせないソフトウェアになっている。 なお、ソフトウェアシンセサイザーは単体で利用できるものは少なく、多くの場合、デジタルオーディオワークステーション(DAW)に組み込んで利用される。 一方、高品質の音を得るために多くの波形データを扱ったり、リアルタイムに発信処理したりする必要があることから、利用するコンピュータに高いCPUパワーを要求する。 そのため、同時発信音が多い場合のように一定時間内に多くの処理を行わなければならない場面では、発信にディレイが生じたり音が飛んだりすることもある。 そのため、ライブのような生演奏にはあまり適していないとされる。

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