タイル表示とは
(タイルヒョウジ)
タイル表示とは、マルチウィンドウシステムにおいて表示された複数のウィンドウを重ならないように並べて表示させることである。
タイル表示では、複数のウィンドウは互いに重ならない範囲内で最大化されて、ディスプレイに敷き詰められるようにして並ぶ。
各ウィンドウに重なりが生じないように一覧表示できるので、いくつもの文書を比較参照しながら作業するといった場面に向いている。
もっとも、手作業でウィンドウのサイズを変えて配置することもできる。
しかし多くの場合はアプリケーションの機能やユーティリティソフトによって利用される。
WordやExcelでは、「ウィンドウ」メニューの「並べて表示」を選択することによって、タイル表示を行うことが可能である。
またOperaなどのタブブラウザでは、複数のWebページをタイル上に並べて表示することもできる。
ただしこれらは同じアプリケーションにおいてのみタイル表示が可能である。
インターネット上には、複数のアプリケーションをタイル表示させるソフトウェアも多く提供されている。
ウィンドウの表示方法としては、タイル表示のほかに、各部分を重ねたて複数表示させるカスケード表示がある。
あるいは、サイズの小さいイメージを複製し画面いっぱいに並べて表示させる機能などもタイル表示と呼ばれる。
こちらは壁紙などで用いられることが多い。
用語解説出典
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