タンデム方式

用語の解説

タンデム方式とは

(タンデムホウシキ)

カラーレーザープリンターにおいて、CMYK(シアン/マゼンタ/イエロー/ブラック)の各色のトナーに対応する印刷ドラムを搭載し、用紙に対して4色分の画像を一度に転写・定着する方法。

4D方式とも呼ばれる。 ドラムを4つ用意している分、プリンター本体が大型化されやすく、コスト(本体価格)も高めになるが、カラーの高速印刷が期待できる。 また、ドラムが各色個別に使用されるので、ドラムの寿命も長くなる。

これに対して、1つのドラムに各色のトナーを交互に転写・定着することで、本体の小型化や低価格化を実現する“4サイクル方式”(1D方式とも呼ばれる)もある。 こちらはドラムを各色ごとにクリーニングするため、印刷速度がタンデム方式ほど高速化されないほか、ドラム寿命が短くなり、長い目で見るとランニングコストに影響が出る場合もある。

用語解説出典   powered by. アスキーデジタル用語辞典

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]