ダウンアド

用語の解説

ダウンアドとは

(WORM_DOWNAD,ダウンアドアップ,Downadup,W32.Downadup,コンフィッカー,Conficker,Win32/Conficker,DOWNAD,)
ダウンアドとは、2008年11月に登場し、感染拡大などによる脅威をもたらしたコンピュータワーム、およびその亜種の通称である。
コンフィッカー(Conficker)などとも呼ばれる。 セキュリティ関連企業であるトレンドマイクロの報告によれば、ダウンアドのプログラムコードはインターネット上で公開されており、目的に合わせて改変され、亜種が続々と登場している。 2008年11月の登場当初、ダウンアドは、Windowsの脆弱性「MS08-067」を狙って感染拡大を行うワームだった。 2008年末には、LAN内で辞書攻撃を行い、パスワードを突破して感染しようとする亜種や、USBメモリなどのリムーバブルメディアを経由して感染活動を行う亜種(USBワーム)が登場した。 2009年4月には偽のセキュリティソフトをダウンロードするタイプの亜種が発見されている。 また、感染拡大だけでなく、金銭詐取を目的とした亜種も発見されている。 2009年1月には、警視庁のオンラインシステムに接続しているパソコンがダウンアドに感染し、一時的に業務が停止するという被害も報告された。 2010年1月時点でも依然として世界数百万台のPCが感染していると報告されている。

用語解説出典   powered by. Weblio

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]