ダビング10

用語の解説

ダビング10とは

(ダビングテン)
ダビング10とは、デジタル放送の番組録画について、従来のコピーワンスに替わるものとして提唱された方式の名称である。
ダビング10では、録画した番組を、他のデジタル機器に9回までコピー(ダビング)することが可能で、10回目以降はムーブ(移動)のみ行うことができるようになっている。 従来のコピーワンスでは、番組をHDDに記録するようなコピー操作は1度だけ行うことができ、1度コピーが行われた後は、データの移動に限り可能となっていた。 コピー回数が複数回に増えたことで、他のストレージに保存したり、ポータブル機器など取り込んで視聴したりといったことが可能になる。 ちなみにコピーワンスではアナログ機器へのコピーは不可能だったが、ダビング10では無制限にコピーを行うことができるようになっている。 ただしアナログなのでデータはコピーするたびに劣化する。 「ダビング10」の名称は、2007年10月初頭にJEITA(電子情報技術産業協会)によって発表された。 正式には「コピー9回+ムーブ1回(ダビング10)」と表記される。 なお、正式名称が定まる前には「コピー9」や「コピー10」などの通称で呼ばれていたこともある。

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