ダーティーリード

用語の解説

ダーティーリードとは

(dirty read)
ダーティーリードとは、トランザクション処理において、あるトランザクションが更新されている最中に、他のトランザクションからデータを読み出すことができてしまう現象のことである。
トランザクション処理においては、本来ならば更新されるデータは更新が完了しなくてはデータを見ることができない。 これはトランザクション処理における機能の条件である「ACID特性」のうち「C」の文字で表されている「一貫性」(Consistency)と矛盾する。 ダーティーリードを禁止することは比較的容易に実現できるが、多くの場合、禁止を実行するとオーバーヘッドを生じさせてしまうことになり、アプリケーションの実行速度を低下させてしまう。 同様に、システムの平行性を低下させてしまうことも多い。

用語解説出典   powered by. Weblio

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