チャリンカー

用語の解説

チャリンカーとは

(チャリンカー詐欺,自転車操業詐欺,)
チャリンカーとは、ネットオークションにおいて、手元にない物品を出品登録してオークション取引を行い、最終的には商品の発送を行わないことで振り込まれた金銭を騙し取る手口のことである。
あるいは、そのような行為を行う人物のことである。 チャリンカーは、ネットオークションに出品登録し、落札者から振り込まれた金銭を使って初めて物品を購入、発送するという行為を繰り返す。 一般的に、オークションでは普通の流通価格よりも安価に落札されてしまうため、チャリンカーを続けていくと間もなく破綻する。 この破綻前の頃合を見計らって、チャリンカーは落札者から代金を振り込ませたまま物品の調達を行わずに逃亡する。 チャリンカーから落札して実際に物品を入手した利用者は、安く商品が落札できたという理由でチャリンカーに高い評価をつける。 高評価の蓄積によって利用者は安心し、チャリンカーに逃亡されて詐欺の被害にあってしまう。 チャリンカーは代金振込み確認後に物品を調達する仕組み上、入金から商品発送までに異様に長い期間を設けているという特徴がある。 一般的には、物品が異様に安く、出品者の評価は高いが、納品期間が異様に長いような場合はチャリンカー詐欺を疑う必要があるとされている。 ちなみに「チャリンカー」とはいわゆる「自転車操業」のことで、手続きの流れが止まると転倒(破綻)してしまうような状態を指している。 チャリンカーの中には、もともと詐欺をもくろんでいたわけではないが、破綻して結果的に詐欺となった場合もある。

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