トップレベルドメイン

用語の解説

トップレベルドメインとは

(TLD,top level domain,)
トップレベルドメインとは、インターネット上で使用されるドメイン名において、末尾部に配置される「com」や「jp」、「org」などといった文字列のことである。
ドメイン名の記述法では各レベルごとに「.」(ピリオド)で区切られ、欧米での住所の書き方と同じく、区切りが右側へ移るに従って対象となる範囲が拡大してゆく。 このとき右端に位置する、最も広範囲となる指定対象がトップレベルドメインとなる。 その左にはセカンドレベルドメイン(SLD)が位置し、必要があればさらに左にサードレベルドメインと、順次範囲が狭まってゆく。 トップレベルドメインの種類としては、あらゆる人々にサブドメイン名を取得する権利があるgTLD(generic Top Level Domain)があり、これは商用であることを表す「com」などが当てはまる。 同じく国家別に分類されるccTLD(country code Top Level Domain)には、日本を表す「jp」などが当てはまる。 ちなみにccTLDは、ISO 3166として規格化された2文字のコード体系に基づいて割り当てが決まっている。 なお、トップレベルドメインには、インターネットの歴史的推移の名残として、北米の4年制大学を表す「edu」、米国の政府機関を表す 「gov」や米軍を表す「mil」、国際機関を表す「int」、あるいはNATO(北大西洋条約機構)関係機関を表す「nato」などのように、きわめて特殊なものも存在する。 また、こうしたトップレベルドメインを管理している団体は、.comの場合はVeriSign GRS、.govの場合は米国政府という具合に、トップレベルドメインの種類ごとにばらつきがある。

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