トリプル・クラウン

用語の解説

トリプル・クラウンとは

(Triple Crown)
トリプル・クラウンとは、IT系エンジニアを育成するプログラムのひとつで、Linux、Java、Oracle データベースに関する知識を取得することによって、IT エンジニアの技術力を増進させることを目的とするプログラムのことである。
IT技術の基盤レベルからの急速な進化や、2007年に生じると懸念されている技術者の大規模な世代交代を控えている状況などもあって、現在のエンジニアたちは、かつてないほどに個々人の付加価値の向上や先端技術の迅速な吸収などが求められている状況にあるといわれる。 そのような環境では、競争力の高い優秀な技術者に、それぞれの専門では必要なスキルを的確に習得し、加えて変化に柔軟に対応できるような広い周辺知識を得ていることが望ましいとされる。 トリプル・クラウンは、そのような広く深い知識、技術を身につけたことを証するために特別に組まれたプログラムであるといえる。 トリプル・クラウンに認定される対象となる資格は、LPI-Japanの「LPIC Level1」、サン・マイクロシステムズの「Sun Certified Java Associate」(SJC-A)、そして日本オラクルの「ORALCE MASTER Bronze Oracle Database 10g」の3つである。 これらの資格をトリプル・クラウンのプログラムで全て新規に取得することもできれば、すでにいずれかの資格を取得しており、さらにトリプル・クラウン対象資格の取得に挑戦することもできる。 後者の場合には、受講チケットが10%オフになったり、ノベルティの提供などが行われたりといった優待遇が用意されている。 なお、トリプル・クラウンは特別に新しい資格試験が用意されるわけではなく、対象となる資格の取得支援と取得後の特典提供などが提供されるものである。

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