ドライバ

用語の解説

ドライバとは

(デバイスドライバ,driver,)
ドライバとは、パソコンに接続されている周辺装置(device)をOSによって制御するために用意されたプログラムのことである。
ドライバが周辺機器を扱う仕様を提供することによって、OSがあらかじめ周辺機器に対応している必要がなくなる。 周辺機器のメーカーも、OSの持っている機能に限定されることなく製品を開発することができる。 Windowsシリーズでは、Windows 3.1、Windows 95、Windows 98ではドライバの形式として主にVxDが使われてきたが、Windows Me、Windows 2000、Windows XPではWindows Driver Modelが主に用いられている。 Windows 95以降は、周辺機器や拡張ボードなどをパソコンに接続した場合に、ドライバのシステムへの組み込みや設定を自動的に行う「PnP」(Plug and Play)機能が搭載された。 これによって一部の周辺機器では敢えてドライバを導入する必要がなくなっている。 Windows Vistaでは、新たにシステム内に設けられた「Driver Store」と呼ばれる領域にドライバを用意しておき、周辺機器が接続された時にDriver Storeを自動的に参照することで、確実にPnPによって周辺機器を認識し制御できるようになる、とされている(2005年現在)。

用語解説出典   powered by. Weblio

CNET Japan

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]