ネット直販

用語の解説

ネット直販とは

(ネットチョクハン,network direct sales,)
ネット直販とは、メーカーがインターネットを媒体として商品を直接販売するような流通形態のことである。
「インターネットによる直接販売」の意味で、いわゆるオンラインショップを意味する販売形態であるが、既存の店舗や流通を持っている企業が。 ネット直販のメリットとしては、店舗を必要としないので小売店を通すコストを削減することが可能であること、新規参入が比較的容易であること、小規模市場でも全国展開が可能であること、ならびに「ロングテール現象」によってニッチな商品でも消費者の目にとまる可能性が比較的高いこと、などを挙げることができる。 流通コストを削減するメリットを活かしたネット直販としては、既存の流通経路を持つ企業の「クリック&モルタル」を挙げることができる。 マイケル・デルが創業したパソコンのメーカーのデル(Dell, Inc.)は、もともと直販を専門とする企業だったが、いち早くネット直販に乗り出したことによって市場のトップシェアを獲得するに至った。 現在ではコンサートチケットから小型電子機器まで、多くの商品がネットを通じて直接販売されている。 ただ、すでに販売代理店を通じた強固な流通経路を持っているような場合には、代理店との絆が解けたり悪化したりしやすいという指摘がある。 小規模市場の参入や販路拡大としては、地酒や土産物、地域特産品を全国に販売するものとして、あるいは小規模出版社の出版物や健康グッズなどを販売するものとして、成果を上げている。

用語解説出典   powered by. Weblio

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