バグ曲線

用語の解説

バグ曲線とは

(バグキョクセン,バグキョクセン,)
バグ曲線とは、プログラムのテストで用いられる図で、テスト期間中に発見した問題点、解決した問題点の累積件数をグラフにプロットしていくことで描かれる曲線のことである。
バグ曲線は、一般的に、X軸(水平方向)に時間軸を置き、Y軸(垂直方向)にはバグの数を置くことで線グラフ化される。 バグ曲線を作成すると、テスト開始から時間の経過につれ、バグ発見の数が増え、それを追ってバグ修正の数が増えるが、最終的にはグラフの曲線は平坦に近づき、微調整が終了、という運びとなる。 バグ曲線を描くことで、プログラムのテスト状況を明確に把握し、プロジェクトの管理がしやすくなる。 発見されたバグの数と解決されたバグの数の差が、広がる傾向がある場合には、いったんテストを中断してプログラムを大きく見直す、といった判断もしやすくなる。 また、各モジュール別にバグ曲線をつけると、特定のモジュールや担当者に偏ってバグが頻発しており、重点的に支援・対策を取ることも容易となる。 バグ曲線は、バグの数について記すものであるため、個々のバグの重要度を判断する用途には不向きである。 そのため、傾向を把握する目安といった程度で用いられることが多い。

用語解説出典   powered by. Weblio

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