パケット定額制

用語の解説

パケット定額制とは

(パケットテイガクセイ)
パケット定額制とは、特に携帯電話の料金体系における制度で、パケット通信にかかる通信料を固定性にする料金体系のことである。
当初は携帯電話におけるデータ通信は通話サービスと同様に従量制で課金されていた。 携帯電話の世代が2.5Gから3Gへ突入してNTTドコモの「FOMA」やauの「WIN」などが登場すると、携帯電話でのインターネット接続が可能になり、インターネットメールやモバイルコンテンツサービスが充実し、データ通信の機会と通信データ量が一挙に増えた。 最初にパケット定額制の提供を始めたのはauのKDDIで、2003年11月、WIN端末向けのサービスの料金プランとして用意された。 当初「EZフラット」の名称で提供が開始され、後には一定量を境に定額料金が変更される「ダブル定額」へ進化した。 NTTドコモも、同社のFOMAサービスに「パケホーダイ」というパケット定額プランを、同じくボーダフォンも「パケットフリー」の名称でパケット定額制をサービスのひとつに用意している。 パケット定額制の登場は、携帯電話で普通にデータ通信時代が行われる時代の到来を告げるものだと言える。

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