パケット課金方式

用語の解説

パケット課金方式とは

(パケットカキンホウシキ)

 通信するデータ(パケット)の数量に応じて通信料金を課金する方式。

インターネットでは、「パケット」と呼ばれるデータの塊をやり取りする。 このパケットを単位とした課金体系がパケット課金方式である。

 パソコン通信やインターネット接続サービスでは、電話と同じく通信時間に応じた課金体系が主である。 しかしこの場合、いったん表示(ダウンロード)したWebページ(ホームページ)の閲覧時など、通信するデータ量(パケットの量)がゼロの場合でも、回線を接続している限りは料金が発生してしまう。 しかしパケット課金の場合はデータのやり取りがなければ基本的には料金が発生しないので、長時間接続する割りには通信するデータの量が少ないユーザーや、通信するデータ量が少ないのに通信速度が遅いために、通信時間が長くかかってしまうユーザーには経済的なメリットが発生する。 こうしたユーザーの代表格が、iモードユーザーだろう。 iモードには、パケット課金方式が採用されている。

 逆に、短時間でも大量のデータをやりとりするユーザーには、場合によっては時間課金以上の料金が課せられる可能性がある。

 パケット課金方式は、前述したiモードをはじめとする携帯電話のインターネットアクセスや、一部のケーブルテレビ(CATV)ネットワークのインターネットアクセスサービスなどで採用されている。

用語解説出典   powered by. アスキーデジタル用語辞典

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]