パラレルインターフェース

用語の解説

パラレルインターフェースとは

(パラレルインタフェース,パラレルI/F,parallel interface,)
パラレルインターフェースとは、同時に複数の信号を並列にして送るデータ転送方式、あるいはその物理的な接続インターフェースのことである。
パラレルインターフェースでは、機器同士が複数の線でつながっており、同時に複数の信号をやり取りできるため、1本の信号線でデータをやり取りするシリアルインタフェースに比べ、高速に伝送を行うことができる。 ただし、パラレルインタフェースでは複数の信号の同期を取る必要があるため、高速化するに従ってその点でシリアルインタフェースより不利となるという面もある。 このため、最近は速度が重要なインタフェースではシリアルインタフェースが利用されることが多い。 なお、パラレルインタフェースは、ケーブルが長くなると線によって信号のタイミングにずれが生じることもあるため、長距離のデータ転送には向いていないとされている。 パラレルインターフェースが伝送する信号は、パラレル信号などと呼ばれる。 代表的なパラレルインターフェースの例としてIEEE1284、IDE、SCSIなどがある。

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