パーソナルJava

用語の解説

パーソナルJavaとは

(Personal Java)
パーソナルJavaとは、携帯情報端末(PDA)や家電製品の組み込み用途に用意されたJava言語のことである。
Sun Microsystemsが提供するプログラミング言語「Java」の中でも、PDAなどに必要となるだけの機能を抜き出してそろえた仕様であるといえる。 シャープが販売するPDA「ザウルス」の開発環境として採用され、一躍注目を集めた。 パーソナルJavaは、通常のJavaと比べても十分な互換性が考慮されて作成されている。 使用するAPIの名称もほぼ同じであり、Sun Microsystemsや他の企業から提供されている開発環境で開発を行うことが可能である。 グラフィックユーザインターフェースを実現するためのクラスライブラリであるAWT(Abstract Windowing Toolkit)は用意されているが、インターフェースの統一を実現するSwingなどは搭載されていない。 なお、パーソナルJavaは、Java環境が「Java 2」へと移行するのに伴って「J2ME Personal Profile」として再定義されている。

用語解説出典   powered by. Weblio

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]