フェイルオーバー

用語の解説

フェイルオーバーとは

(fail over)
フェイルオーバーとは、サーバやシステムの冗長化技術の一種で、処理中のサーバやシステムに障害が発生しても、予備のシステムが自動的に処理を引き継ぎ、そのまま処理を続行する技術のことである。
フェイルオーバーの主な実現方法としては、複数台のサーバを用意し、1台にトラブルが発生した場合は他のサーバに処理を引き継く方法などがある。 一台目だけでなく二台目以降のサーバにも障害が発生した場合に、待機サーバに順次処理を引き継いでいく機能は「カスケード・フェイルオーバー」などと呼ばれている。 フェイルオーバーは、元々はホストコンピュータにおける利用が想定されていた技術だったが、最近ではルーターやLANスイッチ、パソコンにも組み込まれるようになった。 なお、処理中のシステムを現用系、バックアップ向けのシステムは、「予備系」とか「待機系」などと呼ばれている。

用語解説出典   powered by. Weblio

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]