ペンティアムIII-S

用語の解説

ペンティアムIII-Sとは

(ペンティアムスリーエス,Pentium III-S,)
ペンティアムIII-Sとは、Intel社の開発した32ビットCPUのひとつで、0.13μmプロセスで製造されたサーバー・ワークステーション向けの製品のことである。
開発コードは「Tualatin」。 主要な設計はペンティアムIIIに基づいている。 ペンティアムIII-Sの位置づけはペンティアムIIIの上位製品ということになる。 0.13μmプロセスの採用によってペンティアムIII-Sはクロック数が向上した他、2次キャッシュも従来の256KBから512KBへと向上している。 また消費電力や発熱量の低減も実現されているため、ケースの小さい1Uラックマウント型サーバーや高密度のサーバーなどのような、消費電力や発熱量が制限されるサーバーに適している。 ペンティアムIII-Sでは新たにデュアルプロセッサ構成がサポートされているので、サーバー・ワークステーションのようにプロセッサ性能のスケーラビリティが要求される用途にも対応できる。 しかしIntelのサーバー・ワークステーション向けCPUのラインアップの中では最下層に位置付けられ、小規模なシステムをカバーしている。 なお、ペンティアムIII-Sのソケット形状はSocket370、パッケージング形状はFC-PGA2で、デスクトップ用ペンティアムIIIと互換性がある。

用語解説出典   powered by. Weblio

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