ボット

用語の解説

ボットとは

(BOT)
ボットとは、コンピューターに害をもたらす悪意的なプログラム(マルウェア)の中でも、感染したパソコンに対して害を与えることを主な目的としたプログラムの総称である。
ネットワークを通じて侵入し、害をもたらすという点で、広義のコンピューターウィルスに該当する。 2002年頃から現れ始めた。 ボットのプログラムは既存のコンピューターウイルスの活動パターンの組み合わせであるといえる。 そのためボットの活動内容は、おおむね目新しいものでも特殊なものでもない。 しかし、コンピューターウィルスが広く感染することを目的に動くのに対して、ボットは感染したパソコンを深く傷つけることや、あるいはそのパソコンを悪用することを主眼としている点で異なる。 ボットは侵入したパソコンの内部から、外部のクラッカーと通信を行い、リモートコントロールを行う。 感染すると、自分が知らないうちに他のサーバーに対してDoS攻撃を仕掛ける発信源となったり、あるいはスパムメールの踏み台として送信元となったりと、加害者になってしまう。

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