ポーランド記法

用語の解説

ポーランド記法とは

(ポーランドキホウ,前置記法,polish notation,)
ポーランド記法とは、数式表現の表記法の一つで、演算子を数値の前に置く記法のことである。
考案者がポーランド人の論理学者であったことからこのように呼ばれる。 数式は普通は「1+2=」のように数値と数値の間に演算子を書くが、ポーランド記法では「+12」と表記する。 利点として、括弧を使わなくても計算の優先順位を明確にできる点がある。 X+123は(1+2)X3と解釈される。 1+(2X3)ならば、+1X23と書く。 ポーランド記法は、コンピュータで数式を扱う際に適した方式であるとされる。 ポーランド記法の演算子の位置を後置した表記法は逆ポーランド記法と呼ばれる。 スタックを利用すると逆ポーランド記法の方がすっきりしたアルゴリズムになるとされ、より一般的に用いられる。 例えば次の通りである。 式を順番に処理していく過程で、数字であればスタックにpush(積む)、演算子であれば、スッタクから2個をpop(取り出す)して演算した結果をスタックにpush、最後にスタックに残った値が答えとなる。

用語解説出典   powered by. Weblio

CNET Japan

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]