マナーモード

用語の解説

マナーモードとは

(manner mode)
マナーモードとは、携帯電話の着信時における端末の動作モードのひとつで、一般的には、着信音を消してバイブレーターによる振動を発するように動作するモードのことである。
現在の携帯電話のほとんど全てに備わっている。 電車内や映画館といった、着信音を鳴らすことが周囲の人に対して不快になりかねない場所では、消音状態で着信できるように設定しておくのが礼儀であるとされる。 マナーモードは多くの場合、ボタンひとつで設定を切り替えられるようになっており、着信音やキー操作音などの全ての効果音をオフにすることができる。 同時に、音がなくても着信に気付けるように、バイブレーターがオンになる。 機種によっては、マイク感度を高くして、小さな声で話せるようにする機能も設定される。 最近の携帯電話ではバイブレーターもオフにできるが、着信音もバイブレータもオフであるようなモードは、特に「サイレントモード」と呼ばれることが多い。 マナーモードの状態は多様化を続けており、サイレンとモードの他にも、自動車の運転中に留守状態にする「ドライブモード」や、電波のやり取りを遮断してカメラや内蔵ゲームなどの端末操作のみを可能とする「セルフモード」などが設定されていることがある。 また、ユーザー自身の都合に合わせて任意に詳細な設定を変更できる機種もあり、そこでは「アラーム機能だけは音をオンにする」といった設定も可能となっている。 なお、電車内の優先座席付近や飛行機内では、原則的に携帯電話はマナーモードでなくて電源を切ることが強く求められる。 最近では携帯電話の使用における「マナー」は「ルール」になりつつあるという指摘もある。

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