ラブレターウィルス

用語の解説

ラブレターウィルスとは

(ラブレターウイルス,LoveLetterウイルス,LoveLetterワーム,VBS.LoveLetter,love letter virus,)
ラブレターウィルスとは、2000年にフィリピンで作成された著名なコンピュータウィルスの一種である。
コンピュータワームに分類される。 ラブレターウィルスは電子メールに「LOVE-LETTER-FOR-YOU.TXT.vbs」というVBScriptで書かれたスクリプトファイルが添付されている。 メールの本文には、「kindly check the attached LOVELETTER coming from me(私からのラブレターを添付しましたので、読んでみてください。 )」と書かれている。 この添付ファイルを開くと感染プログラムが実行される仕組みである。 ラブレターウィルスに感染すると、まず、コンピュータ内にあるパスワード情報が検出され、ウィルス作成者のサイトへ送信される。 そして、コンピュータが起動するたびに、ウィルスが実行されるようになる。 ラブレターウィルスは添付ファイルを開かなければ感染しない。 しかしラブレターウィルスは、Outlookのアドレス帳に入っているすべてのアドレスに対して同じ文面とスクリプトファイルを送付するという特徴をもっており、これによってあたかも知人からラブレターが届いたかのような演出をしていため、一般ユーザーはおろかコンピュータ関連の大企業や軍事機関に至るまで感染拡大するという大きな被害をもたらした。

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